そうですね、始めて良かったと思う点は大きく2点あります。
1つ目は、“保険クリニック”という保険ショップをフランチャイズ形式で全国に展開したことによってアイリックの店舗がなかった地域のお客様にも、「複数の保険商品を比較して、自分に合った保険を探す」という当たり前の体験をしていただける環境が広がったことです。今では、2,000店舗以上あるといわれている保険ショップの「初めの一歩」になれたことは、社員の誇りです。
2つ目はあるFC店様に「今まで、保険の営業をしていてお客様から『ありがとう』と言われた経験なんてなかったのに、保険ショップを展開するとこんなに感謝されるんですね」と感動されたことですね。保険に携わるということは、人の一生を支えることでもあります。そのことを再確認できたうれしい言葉でした。
逆に、そんな喜びに比べれば大したことではありませんが、FC制度の部署を立ち上げ当初は自分1人しかおらず、とにかく忙しく何でもやったという記憶がありますね。
同業の方々に保険ショップを展開していただくわけですので、元々は保険を売っているベテランの方々を相手に「こういうサービスをやっていきましょう」というところがあって、保険クリニックの理念とかコンサルティングのプロセスの意義とかをきちんとご理解いただくことはすごく重要でした。
売り方が変わるので、時間をかけて何度も繰り返しお話をしましたね。そういうところは努力した点です。
現在、保険クリニックFC運営部の規模は11名にまで拡大し、店舗もおかげさまで170店舗を超えました。今後もFC店様とともに地域のお客様に貢献できる店舗を作っていきたいですね。
※AS事業部は2018年7月にエージェントソリューション部に名称変更しました。
インタビューは2016年に行っています。